お客様が「ハマる」メニューの考え方

メニュー表を作っていく際に、飲食店のメニュー構成には、実にさまざまな構成があります。例えば、今からあなたが知り合いの2人を連れて食事に行くと想像してください。その際、どのお店を利用するかを、次のような理由から決めるかもしれないのです。「知り合いにあの○○という料理を食べてもらいたいから」「あの店ならゆっくり話ができるから」など、その理由はさまざまと言えます。このように考えてみると、メニューの価格や従業員の感じのよさ、お店の雰囲気など、さまざまな要素があって、お店を選んでいると言えます。ただ、従業員の対応やお店の雰囲気がどんなに素晴らしくても、メニューに魅力がないと、そのお店には、行こうとはしないでしょう。つまり、お店選びの中で、決め手のとなるのは、メニューということなのです。それでは、どのようなメニューにすれば、集客できるのでしょうか。よく耳にする言葉があります。「メニューは、さまざまなお客様のニーズに対応することが大切です」というものです。このように聞くと、実に最もらしく聞こえるのではないでしょうか。しかし、これは、大きな間違いであり、非常に危険だと言えます。例えば焼き肉店の場合、「お客様は牛肉だけではなく、魚介類も食べたいだろう。また、流行りの地鶏なども提供するのがよいのかもしれない」と考える人が大勢いるでしょう。しかし、このような考えでメニューの幅を広げてしまうと、焼肉店としての専門性がなくなってしまうのです。チェーン店がだめだと言っているのではないのです。このような業態は、すでに大手が乱立しています。あえてその厳しい戦場に立つ必要はない、と言っているのです。メニューを深く掘り下げて考えましょう。