接近戦型のメニュー

メニュー表を作る際に考えられるポイントについてお話しています。鉄板焼きの店を例にすると、魚介類や地鶏などにメニューを広げるのではなくて、牛肉一本に絞り込んでみましょう。さらにそれを前提とした状態で、通常の鉄板焼き店にはなかなかない種類の食材を用意するなどしてみるのです。品揃えを充実させていくと効果的なのです。これにより、お店の専門性が高くなります。お客様が「今度はまたあのお店の○○を食べに行こう」と再び足を運んでくれるようになるのです。このようなメニューは「接近戦型のメニュー」といいます。ターゲットとしているお客様が、お店にのめりこんでいくようなメニューです。また、飲食店を開業するときは、まずターゲットを選定しましょう。そこから立地や外観などを考えましょう。これは、メニュー戦略についても同じです。ターゲットとなるお客様の顔を具体的に思い浮かべながらメニュー構成を考えましょう。お客様のイメージがはっきりしていないと、オーナーやシェフの好みなど、固定観念にとらわれたメニュー構成になってしまうのです。こういったワケから、お店の商品の構成を考慮していく際は、幅を絞り、さらに深堀りをして専門性を高めていきましょう。このようにメニューの専門性を高めていくと、お客様としても、お店の特徴が非常に分かりやすくなります。リピートしやすくなるのです。メニュー作りにおいては、「狭く深く」が大切です。